9月13日 ありえないのです。


9月13日 ありえないのです。_e0082234_1925870.jpg以前にも書いたけれど違いが分かりすぎる男なのでコーヒーにはうるさい。
というか深煎りの濃いのが苦手なのだ。 だって苦いもん。
という事で「違いが分かりすぎる男」はドトールを愛してやまない。
「薄めただろ!」と思えるような苦味のない薄さ。
「インスタントか?」と思えるような香り。
決して悪く言っているのではないので誤解無きよう・・・。
あくまでも褒め称えているんです。
だってボクはインスタントが好きなんだもん。

という事でドトールで軽薄なコーヒーを飲みながら本読んでいると
隣の席の若い女性が不思議な会話を始めたのです。
なにが不思議だと言うと「会話が成立していない」のだ・・・
それでもその会話が続くからおそろしい。



女A「だけどそれってありえなくない?」
女B「ありえないよね~」

あ~なんだか揉め事だね。 てかアンタ声がでかいね。

A「あんまりだよね~ だって絶対おかしいもん」
B「おかしいよ!おかしい!」

そうだね、世の中おかしいことばかりだ。 で、何がおかしいんだ?

A「だってね、あんまりだと思うし、絶対ありえないよね~」
B「ありえない!ありえない!」

世の中酷い事はたくさんあるからね。 で、だからどんなありえない話だ?

A「あたしだったら確実に切れるよ。 絶対に耐えられない」
B「私だって無理!無理! そんなの耐えられない」

あのね、あんたらの話「不透明」過ぎるんだよ! 

A「やっていい事と悪い事ってあると思うんだ」
B「あるある! だけどわかると思うよ、普通は。コレは悪いことだって」


もっと具体的に話せってば!!


A「でしょ! 常識なさすぎなんだよね。だってありえないもん
B「ホントだよ!ありえない!


ありえないのはよくわかったってば!!
なにが? どれくらい? どんな風に?

ありえない!んですか??

A「常識ないのって怖いよね~」
B「怖い!怖い!」

あんた等の会話も充分怖いよ・・・

A「だって絶対ありえない! ホント無理だよ!」
B「そうだよ!無理だって! だってありえないから!!」

頼む!ケーキご馳走するから
具体的に話をしてくれ! 頼む!

A「だっておかしいでしょ!? 絶対許せないよ」
B「だよね~ おかしい! ありえない!!」

許せないないなら俺が桃太郎侍みたいに天に代わって成敗するから
だから具体的に教えて!!

A「ホントムカつくよね~ だんだん腹たってきたよ」
B「だってアレはありえないから誰でも腹立つよ」

その「アレ」のトコを教えろってば!

A「あ~ ホントもうヤダ! ありえない!おかしいよ!」
B「でもホント何とかしないとまずいんじゃないの?」

微力ですがお手伝いもします!
だから具体的にどれくらいに
ありえないかを教えてくれ!!
気になりすぎて痒い!
てかあんたら、それで会話が成立しているけれど
テレパシーとかで詳細を伝えてるのか?

A「あっ! 時間やばいね! 行かなきゃ!」
B「ホントだ!ありえない時間だね!!」

おまえら!「ありえない星人」か!!!
話してる事無茶苦茶なんだよ!
てか、会話じゃないじゃん!!
帰る前に頼む! 少しでいいんだよ!
1割でいい!
もう少し具体的に話してから帰れ!
頼む!少しでいいんだ! 帰らないで!


金なら払うから!!

お願い・・・   行かないで・・・。
by yama-inu26 | 2007-09-13 16:31
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